やきものの里めぐり 佐賀へ (有田焼)⑤

最終日は有田焼の窯元をめぐりました。
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入り口にある看板も美術館のよう


昨年秋にオープンしたばかりのスタジオは
かつて黒曜石の採掘場所だった地に建てられていました。
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かっこいい!芸術的な建築物としても見応え十分です。
中は作品を展示してあるギャラリーとカフェ、
制作スタジオがありました。

行った日はスタジオの定休日にもかかわらず、
(下調べ不足でした、ごめんなさい)
東京から来た旨を話したら、
奥様がギャラリーを開けて見せて下さり♪
制作スタジオまで案内して頂けました。
作品に対する熱い思いに、また
温かなおもてなしの心にも感動しました♪

作品は、見た瞬間から葉山有樹の世界に引き込まれ、
感動の連続でした。
美しい色づかいや模様の力強さと穏やかさ、その緻密さ、
重ね上げられた重厚な色合い・・・
見ているとふぅ〜とため息が出ます。
「これはすごい」という言葉を何回つぶやいた事か・・(笑)
作品を見て回ると、古代オリエント、中国、ヨーロッパ・・世界を旅しているように感じられるのも楽しいです。
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ギャラリーに展示されていた作品


制作スタジオにお邪魔すると、
スタッフが皆静かにもくもくと筆を持って作業していました。
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描いた絵に色を塗っては焼き、また別の色を塗っては焼き・・を何度も繰り返すそうです。
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細かく丁寧な手仕事です


作品が完成するまでに途方もない時間と手間がかかっています。
人を魅了するには、一筋縄ではいきませんね。

葉山有樹さんの作品は注文しても完成が何年か先だそうです。
その理由はよく分かりましたー。
すばらしい作品に魅了され、完全にファンになりました。



お昼ご飯はギャラリー有田で。
全てのお食事が有田焼の器で楽しめるカフェ。
2000客以上あるカップから好みのカップを選んで
お茶ができるというシステムもユニークです♪

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周りは有田焼のカップに囲まれたカフェ

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伊万里牛カレーを注文
器は全て有田焼


有田名物の「ごどうふ」がついていました。(写真左上のお椀)
ゴマだれがかかっていて、お豆腐はもっちりぷるぷる。
なめらかで弾力があります。
初めて食べましたが、とっても美味しく、
また食べたいと思う一品でした♪

カレーの方は、さらっとして、
伊万里牛も柔らかく煮込んでありました。やや小さかったですが(笑)

食後のコーヒーは沢山並んだコーヒーカップから
好みで選んだものに入れてもらいました。

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どれにしようかな・・・

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選んだカップにデザート





さて次の訪問先は井上萬二釜
工房見学は出来ませんでしたが展示場がありました。
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井上萬二さんは人間国宝で有田焼ろくろ成形の第一人者と言われている人物です。
展示場には、白磁の美しく凛とした風格を表現している作品が並んでいました。
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シンプルな形であっても、端正で滑らかな作りに奥深い美しさがありました。
触れてみて、背筋がぴんとなるような器でした。


同じ展示場に息子の井上康徳さんの作品も並んでいました。
明るい色合いの作品もあり、こちらも洗練されていて美しかったです。

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白磁の世界を初めて覗いてみて、
凛としたその造形美に感激しました。



つづく







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by coucouatable | 2015-04-06 20:21 | 旅行 | Comments(0)