イタリアマンマの旅9〜トスカーナでシェフに学ぶ料理教室
2015年 08月 28日
イタリアのアマルフィ海岸とトスカーナを巡る旅。
いよいよ終盤です。
トスカーナのホテル「カステリオ デ カゾーレ」で
シェフのお料理教室に参加できました。
何種類もあるメニューから1つをチョイス。
ブルスケッタ
豆のパスタ
魚介のスープ
パンナコッタ
を作るコースを習いました。
キッチンはホテルの厨房ではなく、
隣の敷地のワイン畑の中にある施設。
ワイナリー見学に来た訪問客が
テイスティングなどに立ち寄る場所です。
そこにキッチンがあり、豊かなトスカーナの風景を眺めながら
お料理が出来るのでした♪
イケメンシェフに習います♡
英語はしゃべれるかい?と聞かれ、
少しと答えると
僕も少し、同じだよ、
と勇気づけられました(笑)
旅行中も下手な英語を並べて、しのいできましたが、
イタリア人も英語が得意でないのは分かります。
だからとても感じがいいです。
変な英語を使っても、とてもおおらか。
理解しようと努力してくれます。
英語が母国語の国よりずっと話しかけやすいお国柄でした♡
さてお教室の様子です。
まずはブルスケッタ
4種類を作ります。
トマト、マッシュルーム、ソーセージ・チーズ、ツナ。
定番のトマトは至ってシンプル。
イタリアのトマトは美味しいです!
素材が美味しいと、お味もピカいち。
マッシュルームはとてもビッグ!
汚れをとるために、マッシュルームは皮を剥きます。
こちらもシンプルに調理。
マッシュルーム自体は大きかったせいか大味だったのですが、
少しの工夫で旨味が増しましたー。
ツナはなんとホテル自家製。
お味見したところ、ふっくらおいしい。
缶詰とは旨味も全然違います。
あまりに美味しいので作り方を聞いたところ、
塩と少しの砂糖でまぶしたマグロを湯で煮る・・というような説明でした。
早速帰ってチャレンジする予定です♡
ソーセージは生のもの。
チーズはストラッキーノというチーズ。
聞き慣れませんよね、あとで調べてみると
やはり日本ではあまり流通していないようです。
フレッシュチーズでさらりとしていて、
何に近いかと言えば、酸味のないサワークリームかな・・。
これらを合わせてオーブンで焼きました。
次は豆のパスタ。
たっぷりのオリーブオイルで香味野菜をじっくり煮込むのがポイント。
パスタは細かく折って、そのまま出来上がったソースに入れます。
シェフ曰く、これは僕のマンマの味だ!と。
家庭料理だったら、鍋2つ使わないで、こうして一緒に煮込むもありですね。
パスタのグルテンもソースに入り、
とろーりとしたスープパスタの完成です。
魚介のスープは、ブルスケッタで作ったトマトを活用して、
さっと煮るだけ。
美味しい魚介の出汁が出ています♪
どれも優しいお味に仕上がっています。
イタリアに来て、沢山のイタリアンを食べましたが、
日本のイタリアンと違うな・・と思う事がいろいろありました。
(イタリアも地域によって料理の特徴が異なるので、私が訪問した中部の料理と比較すると)
日本で食べるイタリアンはにんにくや唐辛子がきいている事が多いですよね。
イタリアで食べた食事で、にんにくがきいてるなーとか
かなり辛いぞ!と思ったことはありませんでした。
今回習ったお料理にもにんにくは入りますが、あくまでも香り付け程度。
そしてハーブ類も同じくでした。
例えばバジル。
いろいろなレストランでカプレーゼを食べているテーブルをよく見かけましたが、バジルはほんの少し。
今回のトマトのブルスケッタでもバジルはほんの少量でした。
味のアクセントや臭い消し、香り付けに少し活用している感じです。
とても参考になりました。
さて出来上がった料理は、
順番にテーブルにサーブしてくれました。
ワイン畑が広がる絶好のロケーションで
食事が出来ました。
黄昏の風景もトスカーナの自然にしっくり馴染みました。
悠久の時が流れているこの豊かな大地に
何百年も変わらぬ暮らしが根付いているんだと
感じるひとときでした。
トスカーナの美しい風景ともお別れし
翌日からフィレンツェに。
最後の訪問地になります。
長い旅行記になりましたが、最後までよろしくお願いします♪
そうそう、忘れちゃいけない
ホテルでの朝食風景も付け足しでご覧下さい。
by coucouatable
| 2015-08-28 10:03
| 旅行
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