野菜ソムリエが綴る   季節を感じるお料理日記


by 葉山 ひより
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沼代の林さん農家へ 八重桜の花摘みへ! 

春らしいお天気が続いています。
週末に神奈川県の沼代の農家さんへ
八重桜の花摘みのお手伝いに行ってきました。

沼代の林さん農家へ 八重桜の花摘みへ! _b0347858_19003899.jpg
可憐な桜♡


東京から車で1時間強で
新緑が芽吹く美しい里山に到着しました。

東京からも
たくさんのお子さん連れの家族がいらしていました。

八重桜の花摘みの方法を林さんから教わって、
各自花摘み作業に!

沼代の林さん農家へ 八重桜の花摘みへ! _b0347858_19003966.jpg
摘み方の説明をしてくださる「うるしやファーム」の林さん



最初は手がとどく場所からはじめ、
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ちょっと届かない場所は、
棒で枝を引っ掛け、しならせて摘みます。

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次は木登り♪
うわあ〜久しぶりに木登り。
木に登ると、桜の波が美しくて・・。
落っこちないように注意して、花摘み花摘み♡

沼代の林さん農家へ 八重桜の花摘みへ! _b0347858_19004120.jpg


美しい花に囲まれて、十分リフレッシュ出来ました♪

そしてお腹も空いた頃、
おばあちゃんが作ってくれたお昼ご飯が準備されていました。

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カレーに入っている里芋が柔らかくて、美味しい〜
ごちそうさまでした!



摘んだ花は、すぐに近くの漬物屋さんへ出荷されます。
鮮度が命だそうです!
ここで桜の塩漬けに加工されます。

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なんと鮮やかな!

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塩と梅酢で漬けることで、こんな美しい色になるそうです♪
香りもいい〜



桜の花の生産量は、神奈川県の沼代近辺の地域で
全国の8割を占めているそうです。
桜の花を使ったお料理やお菓子が出回ると
季節を感じますよね。

「日本の伝統美を絶やすことなく継承していきたい!」
「中国産に取って代わっていいのか?」
そんな沼代の農家さんの熱い思いを知りました。

この地域の農園でも高齢化が進み、
若い世代の働き手が不足しています。

東京に暮らしていると、里山の風景は癒しです。
幼い子供にもそんな田舎の風景を見たり、
農作業の体験が出来ます。
虫を捕まえたり、野山を駆け回ったりも。

そんなお互いのニーズがマッチして
都会と田舎の交流が盛んになれば、とてもいいですね。


桜の花摘みは終了しましたが、
収穫は日々あります。
また近いうちに畑にお邪魔したいと思っています。



さて、帰ってから、鮮度が落ちないうちにすぐ、
おばあちゃんから教わった
「桜の塩漬け」を作りました。

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☆おばあちゃんの桜の塩漬けレシピ☆

●材料
桜 300g
梅酢 1カップ
塩 60g

●作り方
桜の花は洗わずに(洗うとカビが生えるそうです)
塩と梅酢につけて、重石をして1週間。
その後、陰干しして、塩を多めにまぶして(分量外)完成です。
冷凍保存を勧められました。
色落ちが防げるからだそうです。


重石をするときは、ポリ袋に水を入れて重石にすると
まんべんなく重石がかかると教わりました。
なるほど〜。
こんな風にやりました↓

沼代の林さん農家へ 八重桜の花摘みへ! _b0347858_19004467.jpg


桜の塩漬けが完成したら、
とりあえず桜茶を入れて、
桜の炊き込みご飯を作る予定です♪
完成が待ち遠しいです♡











by coucouatable | 2017-04-24 20:43 | | Comments(0)